GARMIN(ガーミン) ForeAthlete 245はトライアスロンで使えるのか?

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ガーミンのベストセラーGPSランニングウォッチ「ForeAthlete 235J」の後継機種として、「ForeAthlete 245」が登場しました。

バッテリー持続時間がForeAthlete 235Jの倍近くに強化され、スイム計測機能も追加されたことで、トライアスロンでも使えそうなスペックに進化したように見えますね。

しかしながら、もしあなたがトライアスロンをメインに活動されている、もしくはトライアスロンをメインの競技にしていこうと思っているアスリートであれば、ケチらずにFORERUNNER 255もしくはFORERUNNER 955を賈った方が幸せになれるかと思います。

ただし、ランニングがメインでトライアスロンはたまにしか出場しないのであれば、機能の強化されたForeAthlete 245でも十分ではあります。少なくともForeAthlete 235Jよりはトライアスロンに使いやすくなっています。

以下、その理由について詳しく説明していきます。

マルチスポーツ機能、オープンウォータースイム機能の有無

FORERUNNER 255やF0RERUNNER 955にはトライアスロンに便利な自動マルチスポーツ機能が備わっています。自動マルチスポーツ機能とは、ラップボタンを1回押すだけでスイムからバイク、バイクからランへと種目を切り替えることができる機能です。

この機能がForeAthlete 245には備わっていないため、トライアスロンレースでは使いにくい部分があります。

また、オープンウォータースイム機能がないため、オープンスイムのレースや海での練習でも使えません。

ForeAthlete 245もトライアスロンで使えないことはないですが、トライアスロンがメインなのであれば、ORERUNNER 255やF0RERUNNER 955を選んだ方が後悔は少ないかと思います。

プールスイム機能追加により、スイム練習では使える

ForeAthlete 245からは屋内プールでの練習を記録できるようになりました!そのため、ForeAthlete 235Jよりはトライアスロンに使いやすく進化しています。

機能としては、ドリル練習の計測や泳いだ距離、休憩時間の記録、スイム効率の計測やストロークカウントなどが可能となっています。

スイムの効率やタイムを毎回ロギングすることで、自分のトレーニング量や成長度合いを客観的に把握することが可能になったのは個人的には大きな進化です。

GPS稼動時のバッテリー持続時間はロングレースでも十分か

GPSモードでの稼働時間が22時間とForeAthlete 235Jの倍に伸びているため、スイムのラップは測定せずにバイクとランの記録を別々に記録するような使い方であれば、一応トライアスロンレースでも使用は可能です。

アイアンマンレースの制限時間は17時間ですので、バッテリーはロングレースにまで対応できるレベルです。

ランパートが課題であればランニングダイナミクス測定機能が生きる

これまで上位モデルでしか計測できなかったランニングダイナミクスが中間グレードのForeAthlete 245でも測れるようになりました!

ランニングダイナミクス機能とは、自分のランニングフォームに関する各種データを計測し、自分のフォームを解析できる機能です

別売りのランニングダイナミクスポッドをランニングパンツのウエストに装置することで、ケイデンス、ストライド、接地時間、左右のバランス、上下運動といった客観的なデータを取得することができます。

トレーニング毎にこれらのデータを振り返り、自分のフォームの改善点を把握して次のトレーニングに反映していくことで、一回一回のラトレーニングの質を上げることができます。

トライアスロンは限られた時間の中でどれだけ効率よく各競技のレベルを上げていくかが鍵ですので、コーチがついていないアマチュアトライアスリートにとってForeAthlete 245は強い味方になってくれます。

パワーメーターに非対応な点には注意

ForeAthlete 245はパワーメーター非対応のため、パワーメーター を使いたい場合には別途パワーメータ対応のパワーメーター が必要となる点には注意してください。

既にパワーメーター 対応サイコンを持っているのであれば問題ありませんが、将来的にパワーメータを導入して、なおかつForeAthleteをサイコンの替わりに使いたいのであれば、ORERUNNER 255やF0RERUNNER 955を選んでおいたほうが後々後悔は少ないかと思います。

まとめ

以上のように、トライアスロンをメインに活動されているアスリートであれば、ケチらずにORERUNNER 255やF0RERUNNER 955を買った方が幸せになれると思います。

ただし、ランニングがメインでトライアスロンはたまにしか出場しないのであれば、プールスイム機能やバッテリー持続時間が強化され、ランニングダイナミクスも計測できるForeAthlete 245でも十分役立ちます。

ForeAthlete 245のより詳細な情報はこちらの記事でまとめていますのでよければご覧ください!

ForeAthlete 235J/245/935/945の全性能比較についてはこちらの記事からどうぞ!

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