ガーミンのベストセラーGPSランニングウォッチ「ForeAthlete 235J」の後継機種として、「ForeAthlete 245」が登場しました!
そこで気になるのが、ForeAthlete 245の登山やトレイルランニングなど山での使い勝手です。
バッテリー持続時間がForeAthlete 235Jの倍近くに強化され、今まで上位機種にしか対応していなかったコースナビゲーション機能にも対応するなど、235Jのような従来モデルよりは登山に使いやすくなったように見えますが、実際はどうなのか?という部分について、この記事で説明していきます。
ForeAthlete 245で登山やトレイルランニングに便利な機能
ForeAthlete 245の機能で登山やトレイルランニングに便利なものは、通過したGPSログの取得、コースタイムの計測、光学心拍計機能によるペース配分、事前作成したコースデータを使ったコースナビゲーション機能です。
GPSログ取得やコースタイム計測、心拍測定に関してはForeAthlete 235Jと同等の機能となります。
GPSログ取得に関しては、登山の記録を後から見返す時に便利な機能となっています。コースタイム計測や心拍測定については、設定したコースタイムと比較してペース配分に生かしたり、心拍数をモニタリングしながら歩くことで運動強度を適切に管理できます。
コースナビゲーション機能については、あらかじめガーミンコネクトのwebページでコースを作成してデータをForeAthlete 245にロードしておけば、コースに沿ったナビゲーションが可能です。道に迷った時や緊急時のルート再検索機能が不要であればForeAthlete 245でも十分でしょう。
ForeAthlete 245には無い機能
地図、地形図表示機能およびルート検索機能
ForeAthlete 245には地図がインストールされていないため周辺のルート検索や地形図の確認などはできません。周辺の建物の検索、およびGPSウォッチ上でのルート検索機能にも非対応です。
事前にルートを作成してロードするといった使い方だけで無く、車のカーナビのようにGPSウォッチ上から目的地へのルート検索をするといった使い方がしたいのであれば、上位機種であるForeAthlete 945を買う必要があります。
気圧高度計が無く、昇降速度も表示不可
ForeAthlete 245には気圧高度計がないため、現在位置の正確な高度を知ることができません。また、昇降速度についても表示ができません。高度計を持っておらず、なおかつ標高や昇降速度が知りたいのであれば上位機種であるForeAthlete 945を選ぶべきです。
また、ForeAthlete 945には「フロアクライム」というアクティビティで階段トレーニングの上昇階数を記録できますが、ForeAthlete 245はフロアクライムに非対応です。階段トレーニングを日頃の練習に頻繁に取り入れていてログを残したいという場合にはForeAthlete 945を買う必要があります。
まとめ
高度や昇降速度の表示、カラー地図上でのコースナビゲーションやルートの即時検索機能が不要であれば245でも十分登山に使えます。
GPS稼動時のバッテリー持続時間もForeAthlete 235Jから倍増しているため、ランニングメインでたまに登山をするといった程度であればコスト的にもForeAthlete 245を選ぶのが一番バランスが良いのではないでしょうか。
ForeAthlete 245のより詳細な情報はこちらの記事でまとめていますのでよければご覧ください!
ForeAthlete 235J/245/935/945の全性能比較についてはこちらの記事からどうぞ!
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