「スマホアプリでログを取っていたが、スマホを持って走るのが面倒になってきたなー。」
「胸にバンドを巻くタイプの心拍計を使って練習しているけど、毎回胸にベルトを巻くのが面倒になってきたなー。」
ランニングを続けるうちに、このような悩みを持つようになる方のいるのではないでしょうか?
私も、アプリで記録を残してログを視覚化することでトレーニングを習慣化させるようにしたり、心拍計を使って効率的な練習ができるようにしていました。
しかし、普段からログや心拍数をトラッキングしていくうちに、スマホや心拍計を持たない状態でトレーニングするのが「もったいない」と感じるようになりました。
本来であればランニングは気軽なスポーツですが、身につけるモノが増えるにしたがってその気軽さが失われてしまい、「走ろう!」というモチベーションの妨げになってしまっては本末転倒ですよね。
そこで、このようなモチベーション低下を回避するために、スマホや心拍センサーが不要となるGarmin (ガーミン)のGPS機能付きランニングウォッチ「Foreathlete 235j」を購入しました。
この記事では、Garmin (ガーミン) Foreathlete 235jを買ってよかったことや今ひとつだと感じた点を紹介していきます。
買ってよかった点
スマホが不要になり、トレーニング前のめんどくささが激減した
本来はランニングシューズと適当な運動着があれば気軽にできるはずのランニングですが、ランニングにハマってスマホでログを取るようになってからというもの、ログを取らずに練習するのがもったいないと感じるようになりました。
その結果、スマホの充電が少ない日や準備が面倒な日にはトレーニングに出るのが億劫になってしまっていました。
しかし、Garmin (ガーミン) foreathlete 235jを購入してからはトレーニングに持ち運ぶものがforeathlete 235jのみとなったため、トレーニング前の準備のストレスが激減して気軽にランニングに出かけるようになりました。
練習頻度が高くなったおかげで月間走行距離もストレスなく伸ばすことができ、レースでのタイムも順調に伸びるようになりました。
胸に巻く心拍計が不要になり、気軽に心拍トレーニングが可能になった
効率の良いトレーニングを行うためには、心拍数をモニタリングして適切な強度で運動することが効果的だと言われています。
そのため、Garmin (ガーミン) foreathlete 235jを購入する前は、胸に巻くタイプの心拍計で心拍数を計測してトレーニングをしていました。
しかし、トレーニングの度に毎回心拍計の電極を水に濡らして胸に巻くのは意外と面倒でして、徐々に心拍計を着ける頻度が減って最終的にはほとんど使わなくなってしまいました。面倒なことは続かないということが身に染みてわかりました。。
その点、foreathlete 235jは腕に巻くだけで心拍を測定できるため、トレーニングを「面倒臭い!」と思う頻度が大きく減りました。
Connect IQアプリでカスタマイズ&機能アップ可能
Garmin (ガーミン) ForeAthlete 235JはConnect IQというアプリを無料でダウンロードすることで画面デザインを変更したり様々な機能追加が可能です。
個人的にはストライドをリアルタイムにモニタリングできる「Stride View」というアプリや、ペースだけでなくピッチやストライド、予想タイムまでが一画面で表示される「Run Trainer」というアプリを重宝しています。
ストライドやピッチというのは走っている最中に自分で把握するのが難しいため、フォームの改善に大きな効果がありました!
サイクリング時のスマホバッテリー切れが気にならなくなった。
ant+対応のスピードセンサーやケイデンスセンサーを受信できるため、サイクルコンピューターとしても使用できます。
そのため、GPS付きのサイクルコンピューターを持っていなくても、センサーを購入するだけで心拍やケイデンスを紐つけたサイクリングログを取得することができるようになります。
私はランニングだけでなくロードバイクにもよく乗るため、ランニングウォッチだけでなくサイクルコンピューターとしても使える点にはとても満足しています。
同じ趣味の人が見つかりやすくなった
GPSウォッチとしてはメジャーであり、見る人が見れば一発でランナーだとわかるデザインとなっています。
そのため、初対面の人から「ランニングが趣味なんですか?」と気づいていただけることが多々あり、ランナーのコミュニティーが広がりやすくなるというメリットがありました。
目覚まし機能が地味に便利
一定時間でのスヌーズ機能やバイブレーションといったような、スマートフォンの目覚まし時計機能と同等の機能を持っています。
この中で、特にバイブレーション機能が便利だと感じました。腕時計が直接振動するため、音がなくても目をさますことができます。
効果を発揮する場面の例として、長距離の電車移動時に仮眠をとるために目的地手前でアラームを鳴らそうとした場合、音を出さずにバイブレーションだけで通知ができ、周りの目を気にせずにアラームをセットできます。
また、夜更かししてしまって目覚ましで起きられるか不安な場面でも、腕時計のバイブレーションのおかげで目覚ましに気づかないといったリスクを大きく減らすことができるとも感じました。
ライフロガー機能が便利
歩数や消費カロリー、睡眠時間や睡眠の質を測定できるため、24時間装備することでライフロガーとして使用することができます。
特に睡眠のモニタリングが便利でして、定期的に睡眠のログを確認することで睡眠時間をきちんと確保するというような意識を持つようになりました。
また、柔らかいシリコン製のベルトのおかげで装着時の違和感も少なく、24時間装着し続けてもそれほど気にはなりませんでした。
今一歩だと感じた点
胸に巻くタイプの心拍計に比べて精度が悪い
快適なペースで走っているときにもかかわらず、心拍数がダッシュ並みのレッドゾーンに突入してしばらく落ちてこないといった現象がたまに発生しています。
今の所ソフトウェアのアップデートでも改善されていないため、心拍数の信頼性という点においては胸に巻くタイプの心拍計に一歩劣るかと思います。
また、心拍数の追従が遅いため、インターバルトレーニングなどの心拍数の変動が激しいトレーニングの心拍数管理には使いづらいと感じました。
ランニング、自転車以外のスポーツには使いにくい
ランニング、サイクリングに特化しているため、スイムやゴルフ、スキー、スノーボード、SUP等のもやる人であれば、マルチスポーツ対応のvivoactive j hrを購入した方が良いかと思います。
また、スイムで使用した場合、GPSは記録することができますが心拍数を計測することはできませんでした。
サイコンとしては使いにくい
走行中に速度や心拍数を確認しようとした時に必然的に片手運転になってしまうため、安全が確認できる場面以外で値を確認するのは厳しいと感じました。
そのため、速度や心拍を頻繁にモニタリングしながら走りたい場合には車体に固定するサイクルコンピューターがあった方が良いかと思います。
まとめ
買ってよかったと感じた点
- スマホが不要になり、トレーニング前のめんどくささが激減した
- 胸に巻く心拍計が不要になり、気軽に心拍トレーニングが可能になった
- サイクリング時のスマホバッテリー切れが気にならなくなった。
- 同じ趣味の人が見つかりやすくなった
- 目覚まし機能が地味に便利
- ライフロガー機能が便利
今一歩だと感じた点
- 胸に巻くタイプの心拍計に比べて精度が悪い
- ランニング、自転車以外のスポーツには使いにくい
- サイコンとしては使いにくい
良い点も悪い点も述べましたが、ランニングがメインの人であれば買って後悔することはないんじゃないかなと思います!
この記事が少しでもランニングウォッチ選びの参考になると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメント