STRAVAの有料会員であるSTRAVA SUMMITに登録してみました。
有料会員になろうかどうか迷っている人の参考になれば幸いです。
有料会員に登録したきっかけ
STRAVA SUMMITにはFitness & Freshnessという機能があり、日々のトレーニングの積み重ねでどれだけ身体能力が向上し、どれだけ疲労が溜まっているかが可視化できます。
この機能を使いたかったのが有料会員になった一番の理由です。
どれだけの量のトレーニングを積めばレベルアップし、どこまでやったらオーバートレーニングに陥るのか。今のトレーニング頻度、休息の頻度は果たして適切なのか。これらは、コーチのいないアマチュアアスリートにとっては把握が難しいですよね。
タイムトライアルやレース等で自分の成長度合いはある程度把握はできるものの、頻繁に確認できるものでもないし、コンディションにも左右されてしまいます。
STRAVAの分析パックは安価にトレーニングの疲労管理やピーキングが可能とのことで、ひとまず月額会員になって試してみることにしました。
有料会員になって感じたメリット
以前は、トレーニング量やトレーニングの方向性が正しいか、休息のタイミングや頻度が適切かどうかを判断する定量的な指標がなかったため、その日その日の気分で練習内容を決めて練習していました。
どの程度の休息でどの程度能力が落ちるのかがわからず、忙しい時期は長期間トレーニングを休んでしまうことも多かったです。ある程度まではなにも考えず練習してもタイムは縮んでいきましたが、一定のレベルをなかなか越えられずにいました。
Strava summitで身体能力と疲労を数値管理するようになってからは、日々淡々とトレーニングを積み重ねることができています。練習不足か、オーバートレーニングかどうかがチャートで視覚的に把握できるのは非常に便利です。
長期間休息日が続いてしまうと右肩下がりでパフォーマンスが下がっていくのが目に見えてわかるため、忙しくても繋ぎの練習をするようになりました。
着実にトレーニングが積めているかどうかが可視化されることで、練習を継続するモチベーションが維持できるのは大きなメリットだと感じます。トレーニングによってパフォーマンスを示すFitnessスコアが伸びていくのを確認できるのは結構楽しいです。
レース前の疲労抜きやテーパリング時でも、何も指標がなければ休みすぎているような不安に駆られてしまいますが、身体能力が緩やかに落ちていくのに対して疲労が急速にぬけていくことを確認できるようになり、安心してテーパリングできるようになったのも大きなメリット。
また、タイムトライアル、ヒルクライム、10キロマラソンなどでパフォーマンスを定期的に確認する際にも、身体能力や疲労を示す値と記録を対比させることで、体がどんな状態の時にどれだけパフォーマンスが変化したかを解析することができます。
このようなデータ分析を積み重ねていくことで、トレーニング量や計画の精度を上げていくことも可能です。
有料会員になる以前のデータに関しても自動的に分析してくれるため、過去のレース前後のコンディションも知ることができます。
まとめ
過去のデータを眺めると、日々淡々とトレーニングできている時期は右肩上がりで身体能力が向上していたり、長期間休むと能力が緩やかに落ちていくのが確認でき、継続的、計画的なトレーニングが大事だという当たり前の事実を再認識することができたのは大きなメリットだと感じました。
分析パックのみ、年間会員てあれば月200円、月額会員であれば月300円ほどと安価なため、計画的にトレーニングしていきたいのであればとりあえず1ヶ月試してみるのもありかと思います。
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