Garmin(ガーミン) ForeAthlete 945が935からアップデートされた点をまとめました!

ガジェット
スポンサーリンク

ガーミンのランニング/トライアスロン/マルチスポーツ用 GPSウォッチ「ForeAthlete 935」の後継機種として、「ForeAthlete 945」が登場しました!

GPS使用時のバッテリー持続時間が32時間と大幅に伸び、スマホの地図のようにフルカラーの地図を確認できるようになり、オフラインでの音楽再生機能が追加されるなど、かなり魅力的な進化を遂げています!

もちろん、935と同じく高精度なGPS機能や手首で心拍測定可能な光学式心拍計、ランニング中の上下動、接地時間、バランス、ストライドなどのフォーム解析が可能なランニングダイナミクス機能なども搭載しています。フラッグシップモデルだけあって機能は盛りだくさんですね。

この記事では、ForeAthlete 945の魅力的な機能や935から進化した点を紹介し、945は買いのモデルなのかについて考察します!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

935から945の主なアップデート内容

GPSトラッキング時のバッテリー持続性能が大幅に向上

GPS計測チップの消費電力が改善されたおかげで、GPSモード+高額心拍計モードでのバッテリ寿命が22時間から32時間へ大幅に向上しています!更に、UltraTracモードならなんと最大50時間バッテリーが持続します。

UltraTracモードなら100マイルレースクラスでも無充電でいけるのは驚異的なバッテリー性能ですね!

スマートウォッチモードは最大14日間、音楽再生+GPSモード+光学式心拍計モードだと約10時間となっています。

オフラインでの音楽再生機能を搭載

パソコンからMP3ファイルを同期させたりSpotifyなどのストリーミングサービスからプレイリストを同期させることで、スマホや音楽プレイヤーを持たなくてもBluetoothのヘッドフォンから音楽を再生できるようになりました!

音楽を聴きながらのトレーニングがこれまで以上に身軽に行えるのはかなり魅力的です。走るときにスマホを持ち歩くには何かしらの入れ物が必要ですからね。

地図を見れるようになった

カラーの地図が内臓されたことで、周囲の建物などの地形情報を調べたり、ルートを調べたりできるようになりました!

ボタンを使って地図を拡大縮小やスクロールでき、自分の周りの地形やルートを気軽に確認することができます。

地形だけでなく近くのレストランやモニュメント、宿泊施設、地理的ポイントが表示されるため、いちいちスマホを取り出して周囲を調べる手間が減らせるのはポイント高いですね。

ForeAthlete 945を持っていれば見知らぬ土地でも気軽にトレーニングができるようになります。

地図があるおかげでサイクリコンピューターとしてもより使いやすくなりましたね。

ストレスのトラッキングが可能になった

スリープモニタや歩数、消費カロリーに加えて、ストレスレベルの計測ができるようになりました。

ストレスレベルは心拍変動に基づいて現在のストレスレベルを判断しているようです。

ForeAthlete 935から引き継がれた魅力的な機能の紹介

もはやForeathlete 935と945は機能が多すぎて紹介しきれませんが、特に魅力的な機能について紹介していきます!

接地時間や上下動比が測れる

ForeAthlete 935と同様に、ランニングダイナミクス機能が搭載されています。
ランニングダイナミクス機能とは、ランニングに関するデータを計測し、自分のフォームを解析できる機能です。

別売りのランニングダイナミクスポッドをランニングパンツのウエストに装置することで、ケイデンス、ストライド、接地時間、左右のバランス、上下運動といった客観的なデータを取得することができます。

これらのデータを分析して自分のランニングフォームを客観的に把握することで、効率的なフォームを身につけることができます。

コーチのいない市民ランナーにとってはかなり強力な武器となるのでは無いでしょうか?

マルチスポーツ対応、自動マルチスポーツ機能

ランニング、室内トラックラン、 トレッドミルラン、トレイルラン、バイク、屋内バイク、マウンテンバイク、プールスイム、オープンウォータースイム、ハイキング、登山、スキー、スノーボード、XCスキー、SUP、ローイング、カヤック、筋トレ、カーディオ、Xトレーナー、ステッパー、フロアクライム、室内ローイング、ヨガ、ゴルフといった非常に広範囲のスポーツに対応しています!

ランニング以外にもマルチにスポーツをする方であれば使い道はかなり広いですね。

加えて、ForeAthlete 945にはボタンを1回押すだけで種目を切り替えることができる自動マルチスポーツ機能も備わっていますので、トライアスロンを主軸に活動している方であればこのモデルを選ぶのが間違い無いでしょう。

同時期に発売されたForeAthlete245との違いは?

ForeAthlete 945がトライアスロンやマルチスポーツ向けのモデルなのに対し、あくまでもForeAthlete 245はランナー向けに機能を絞って価格を易くしたGPSウォッチとなっています。

大きな違いは以下の通りです。

ForeAthlete 945は自転車のパワーメーターに対応している

ForeAthlete 245は自転車のパワーメーターに対応していないため、ロードバイクに乗る方で、なおかつパワーメーターでトレーニングする方は945を選ぶべきかと思います。

ForeAthlete 945は気圧高度計を搭載している

ForeAthlete 245に気圧高度計が搭載されていればランナー的には本当に完璧でしたが、残念なことにForeAthlete 245には搭載されていません。

トレランや登山など山を主軸に活動されている方はForeAthlete 945を購入した方が幸せになれるでしょう。

ForeAthlete 245には自動マルチスポーツ機能が無い。

ボタンを一回押すだけで種目を切り替えられる自動マルチスポーツ機能がないため、トライアスロンレースに使いたいのであればForeAthlete 945一択ですね。ForeAthlete 245はオープンウォータースイムにも非対応ですし。

ただし、ForeAthlete 245はプールスイムに対応するようになったため、235Jよりはトライアスロンに使いやすくなっています。レースをトラッキングしないのであればForeAthlete 245の選択肢も無くはないですね。

GPSモードでのバッテリー持続時間が異なる

ForeAthlete 245は、GPSモード時の最大稼働時間が22時間なのに対しForeAthlete 945は最大稼働時間が32時間と約1.5倍です。

245でもウルトラマラソンなどには十分使用できますが、100マイルレースや超長距離のオーバーナイトレースなどではバッテリー持続時間は長ければ長いほど良いので、長距離レースを主軸に活動している方にとってはForeAthlete 945の方がおすすめですね。

機能比較一覧表

ForeAthlete 935とForeAthlete 945の機能差を表にまとめみました。

一般的な機能比較

ForeAthlete 935ForeAthlete 945
税別価格57800円69800円
対応スポーツラン/バイク/スイム/マルチスポーツ/アウトドアラン/バイク/スイム/マルチスポーツ/アウトドア/スポーツジム
GPSGLONASS/みちびき(補完信号)対応GLONASS/みちびき(補完信号)/Galileo対応
防水50m50m
バッテリー寿命
(GPS+光学
心拍計使用時)
21時間32時間
Body Batteryエネルギーモニター非対応対応
ストレス測定非対応対応
スリープモニタ対応対応
活動量計(歩数など)有り有り
オフラインでの
音楽再生機能
非対応対応
音声アラート機能
※スマホかBluetoothイヤホン要
非対応対応
スマホのミュージックコントロール対応対応
ガーミンペイ非対応対応
グループLiveTrack対応対応
カラー地図非対応対応
バーチャルパートナー対応対応

地図、ナビゲーション機能比較

ナビゲーションForeAthlete 935ForeAthlete 945
スマホからのルート作成/コースナビゲーション対応対応
カーナビのようなルート検索非対応対応
周回コースの即時生成非対応対応

ランニング機能比較

ランニングForeAthlete 935ForeAthlete 945
対応アクティビティラン/屋内ラン/トレイルランニングランニング/室内トラックラン、/トレッドミルラン/トレイルラン/バイク
フッドポット対応対応
ランニングダイナミクス計測(要センサー)対応対応
ランニングパワー(要センサー)対応対応
VO2 MAX推定対応対応
レース予測対応対応
リカバリアドバイザ対応対応
トレイルランオートクライム対応対応

サイクリング機能比較

サイクリング向け機能ForeAthlete 935ForeAthlete 945
対応アクティビティバイク/屋内バイク/マウンテンバイクバイク/屋内バイク/マウンテンバイク
パワーメーター対応対応
スピードメーター
ケイデンスセンサー
対応対応
Strava機能
(Beacon、
ライブセグメント)
対応対応
事故検出非対応対応

スイム機能比較

スイムForeAthlete 935945ForeAthlete 945
プールスイム対応対応
オープンウォータースイム対応対応
水中心拍数測定対応(要HRM-TRI / HRM-SWIM)対応(要HRM-TRI / HRM-SWIM)
屋内ドリルモード対応対応
スイム効率測定(SWOLF)対応対応

トライアスロン機能比較

トライアスロンForeAthlete 935ForeAthlete 945
マルチスポーツモード対応対応

アウトドアアクティビティ機能比較

アウトドアForeAthlete 935ForeAthlete 945
対応アクティビティハイキング/クライミング/スキー/スノーボード/XCスキー/スタンドアップパドルボート/ボート/屋内ボート/ジャンプマスター/タクティカルハイキング/登山/スキー/スノーボード/XCスキー/SUP/ローイング/カヤック
気圧高度計有り有り
電子コンパス有り有り
温度計有り有り
昇降速度対応対応
狩猟/釣り/海洋データ有り有り

スポーツジム機能比較

スポーツジムForeAthlete 935ForeAthlete 945
対応アクティビティ無し筋トレ/カーディオ/Xトレーナー/ステッパー/フロアクライム/室内ローイング/ヨガ
REPカウント非対応対応

対応センサー一覧

センサForeAthlete 935ForeAthlete 945
高度計気圧気圧
コンパス有り有り
光学式心拍計有り有り
温度計有り有り
ANT+ 心拍計対応対応
BLUETOOTH心拍計対応対応
ANT+ スピード/ケイデンス対応対応
BLUETOOTHスピード/ケイデンス対応対応
ANT+ フッドポッド対応対応
BLUETOOTHフッドポッド対応対応
ANT+ パワーメータ対応対応
BLUETOOTHパワーメーター対応対応
ANT+ 照明制御対応対応
ANT+ リアビューレーダ対応対応
SHIMANO Di2対応対応

まとめ ForeAthlete 945を買うべき人はこんな人

GPSモード時のバッテリー持続性能が大幅改善されているため、トレイルランナー、トライアスリート、長距離レースがメインの人は買い替えを検討して良いかと思います。

また、ForeAthlete 245と同様にランニングダイナミクス機能はコーチのいない人にとっては強力なフォーム改善の武器となるため、効率的にフォーム改善していきたいのであれば945を買う価値はあるといえます。

特に、パワーメーターにも対応しているためサイコンの代わりとしても十分に使えますし、地図が表示できるサイコンを持っていないトライアスリートにはかなりおすすめですね。

【追記】購入しました!ForeAthlete 945ファーストインプレッションレビューはこちら

他のForeAthleteシリーズの性能比較はこちらからどうぞ

コメント

タイトルとURLをコピーしました