Garmin(ガーミン) ForeAthlete 245と245 Musicが235Jからアップデートされた点をまとめました!

ForeAthlete245ガジェット
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ガーミンのベストセラーGPSランニングウォッチ「ForeAthlete 235J」の後継機種として、「ForeAthlete 245」および「ForeAthlete 245 Music」が登場しました!

GPS使用時のバッテリー持続時間が22時間に倍増していたり、これまで上位機種にしか搭載されていなかったランニング中の上下動、接地時間、バランス、ストライドなどのフォーム解析が可能なランニングダイナミクス機能が追加されるなど、かなり魅力的な進化を遂げているようです。

もちろん、235Jと同じく高精度なGPS機能や手首で心拍測定可能な光学式心拍計も搭載しています。

この記事では、ForeAthlete 245の魅力的な機能や235Jから進化した点を紹介し、245は果たして買いなのかについて考察します!

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ForeAthlete 245が235Jから進化した点

GPSモードでのバッテリーの最大稼働時間が大幅アップ

ForeAthlete 245は、GPSモード時の最大稼働時間が235Jに比べて大幅アップ!235Jは11時間だったのが、245はなんと倍の22時間に伸びています。

245ならウルトラマラソン、オーバーナイトのトレイルランニングなど、長時間レースにも安心して使うことができますね。

日々の練習やロードバイクのロングライドでもバッテリー切れに悩まされることは減りそうです。

接地時間や上下動比が測れる

これまで上位機種にしか搭載されていなかったランニングダイナミクス機能が、ついにこの価格帯のモデルにも追加されました!

ランニングダイナミクス機能とは、ランニングに関するデータを計測し、自分のフォームを解析できる機能。

別売りのランニングダイナミクスポッドをランニングパンツのウエストに装置することで、ケイデンス、ストライド、接地時間、左右のバランス、上下運動といった客観的なデータを取得することができます。

これらのデータを分析して自分のランニングフォームを客観的に把握することで、効率的なフォームを身につけることができます。

対応スポーツの増加

235Jに対応したアクティビティは「ランニング」「屋内ランニング」「バイク」「屋内バイク」「その他」の5つでした。

245は新しい屋内プールの水泳モードや、ヨガや筋力トレーニングなどの他の屋内スポーツにも対応。

ジムに通っている人やトライアスロンをやっている方にはさらにお勧めできる機種に進化しています。

個人的にはスイムに対応したのがポイント高いと思っています!

ドリル練習計測やプールスイムワークアウト、スイム効率の計測やストロークカウントなどが可能となっているため、トライアスロンのスイム練にかなり使えそうです。

ただし、マルチスポーツモードやオープンウォータースイミングモードには対応していないようですので、トライアスロンのレース中にはやや使いづらいかもしれません。

Music機能、オーディオアラート機能(245 Musicのみ)

ついにスマホなしで音楽が聞けるようになりました!Bluetoothイヤホンさえあればすぐに音楽を再生できる手軽さは、一度味わうと元には戻れません。

更に、ForeAthlete 245 Musicの素晴らしさはただ音楽が聞けることだけではありません。オーディオアラートという音声案内機能が非常に便利です。

オーディオアラート機能とは、ラップ毎などの区切りで走行ペースや心拍数、パワー、ラップなどの現在値を「音声で」教えてくれる機能。

ForeAthlete235Jではペースを確認するのに逐一時計画面を見る必要がありましたが、オーディオアラート機能の登場によりペース確認などで画面を見る必要はほぼなくなりました。ペースが上がってくるとフォームを崩さずに揺れる時計の画面を確認するのも大変なため、これは非常に便利な機能ですね。

1kmのラップ以外にも、ワークアウトで設定したスピードの範囲を外れた時にも瞬時に現在ペースを教えてくれます。このおかげで、インターバルやビルドアップのような高強度のスピードトレーニングに取り組んでいる際のペース管理が非常にやりやすくなりました。

コースナビゲーション機能

今まで上位機種にしか対応していなかったコースナビゲーション機能がForeAthlete 245にも対応しました!

ガーミンコネクトで事前にルートを作成してForeAthlete 245にロードしておくことで、コースに沿ったナビゲーションが可能になります。

この機能を使えば道に迷ってもいちいちスマートフォンを取り出して地図を確認する必要がなるので、走り慣れていないコースでも気軽にランニングすることができるようになります。

ライフログ機能が進化

スリープモニタや歩数、消費カロリーに加えて、ストレスレベルの計測ができるようになりました。

ストレスレベルは心拍変動に基づいて現在のストレスレベルを判断しているようです。

残念な点

気圧高度計が無い

これさえあれば本当に完璧でしたが、これが搭載されてしまうともはや上位モデルを買う理由がなくなってしまいますからね。

自動マルチスポーツ機能がない

ボタンを一回押すだけで種目を切り替えられる自動マルチスポーツ機能がないため、トライアスロンレースにはやや使いにくいのも欠点ですね。

ただしプールスイムには対応しているので、235Jよりもトライアスロンに使いやすくなったのは喜ばしいことです。

機能比較一覧表

ForeAthlete 235とForeAthlete 245の機能差を一覧表にまとめみました。

一般的な機能比較

235J245 (無印/Music)
税別価格29800円34800円
対応スポーツラン/バイクラン/バイク/屋内スイム/スポーツジム
GPSGLONASS/みちびき(補完信号)対応GLONASS/みちびき(補完信号)/Galileo対応
防水50m50m
バッテリー寿命
(GPS+光学
心拍計使用時)
11時間22時間
Body Batteryエネルギーモニター非対応対応
ストレス測定非対応対応
スリープモニタ対応対応
活動量計(歩数など)有り有り
オフラインでの
音楽再生機能
非対応245 Musicのみ対応
音声アラート機能
※スマホかBluetoothイヤホン要
非対応無印/Music共に対応
スマホのミュージックコントロール対応対応
ガーミンペイ非対応非対応
LiveTrack対応対応
グループLiveTrack非対応非対応
カラー地図非対応非対応
バーチャルパートナー非対応対応

地図、ナビゲーション機能比較

235J245 (無印/Music)
コースナビゲーション
(事前に作成したコース)
非対応対応
カーナビのようなルート検索非対応非対応
周回コースの即時生成非対応非対応

ランニング機能比較

235J245 (無印/Music)
対応アクティビティラン/屋内ランランニング/トレッドミルラン/室内トラックラン/トレイルラン
フッドポット対応対応
ランニングダイナミクス計測(要センサー)非対応対応
ランニングパワー(要センサー)非対応非対応
VO2 MAX推定対応対応
レース予測対応対応
リカバリアドバイザ対応対応
トレイルランオートクライム非対応非対応

サイクリング機能比較

235J245 (無印/Music)
対応アクティビティバイク/屋内バイクバイク/屋内バイク
パワーメーター非対応非対応
スピードメーター
ケイデンスセンサー
対応対応
Strava機能
(Beacon、
ライブセグメント)
非対応非対応
事故検出非対応対応

スイム機能比較

235J245
プールスイム非対応対応
オープンウォータースイム非対応非対応
水中心拍数測定非対応非対応
屋内ドリルモード非対応対応
スイム効率測定(SWOLF)非対応対応

トライアスロン機能比較

トライアスロン235J245 (無印/Music)
マルチスポーツモード非対応非対応

アウトドアアクティビティ機能比較

235J245 (無印/Music)
対応アクティビティ無し無し
気圧高度計無し無し
電子コンパス無し無し
温度計無し無し
昇降速度非対応非対応
狩猟/釣り/海洋データ無し無し

スポーツジム機能比較

235J245 (無印/Music)
対応アクティビティ無し筋トレ/カーディオ/Xトレーナー/ステッパー/室内ローイング/ヨガ
REPカウント非対応対応

対応センサー一覧

235J245 (無印/Music)
高度計GPSGPS
コンパス無し無し
光学式心拍計有り有り
温度計無し無し
ANT+ 心拍計対応対応
BLUETOOTH心拍計非対応対応
ANT+ スピード/ケイデンス対応対応
BLUETOOTHスピード/ケイデンス非対応対応
ANT+ フッドポッド対応対応
BLUETOOTHフッドポッド非対応対応
ANT+ パワーメータ非対応非対応
BLUETOOTHパワーメーター非対応非対応
ANT+ 照明制御非対応対応
ANT+ リアビューレーダ非対応対応
SHIMANO Di2非対応非対応

ForeAthlete 245を買うべき人はこんな人

まず長距離レースを走る人であればバッテリー性能が大幅に向上している245を買ったほうが安心してレースに使用できるかと思います。

また、ランニングダイナミクス機能はコーチのいない人にとっては強力なフォーム改善の武器となるため、効率的にフォーム改善していきたいのであれば245を買う価値はあるといえます。

スイムやジムでの屋内スポーツなどにも対応するため、ジムに通っている人やスイムの練習に使いたいという人にとっても買いのモデルですね。

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