Garmin(ガーミン)のランニングGPSウォッチForeAthlete 245は光学心拍計に加えてGPSモードでのバッテリー駆動時間の増加によりロングレースにも対応し、更にはランニングダイナミクス計測機能搭載によりランニングフォーム解析が可能になったことで、より様々な用途に使えるハイスペックなGPSウォッチへと進化を遂げました。
そこで気になるのは、同時期に発売となった上位機種であるForeAthlete 945と同様に地図機能がグレードアップされたのかどうかという点。ForeAthlete 235Jには地図やナビゲーション機能がなかったため、ForeAthlete 245に地図やナビゲーション機能が追加されていれば迷わず買いですよね。
この記事では、ForeAthlete 245のナビゲーションシステムが従来機からどのようにアップデートされ、今までより登山やサイクリングなどで使いやすいモデルに進化しているのかどうか?について説明していきます。また、ナビゲーション以外にどのような点で進化しているのかについても解説します。
ForeAthlete 245の地図機能について
カーナビのような使い方はできない
最初に残念なお知らせですが、地図の表示やデバイス上での建物・目的地検索の検索、およびその場所へのルート検索機能は、残念ながら上位機種であるForeAthlete 945にしか搭載されていません。
従って、デバイス上での即時ルート検索など、カーナビのような使い方を望むのであれば上位機種であるForeAthlete 945を買う必要があります。
コースナビゲーション機能が追加
しかしながら、ForeAthlete 245はForeAthlete 235jでは未対応だったコースナビゲーション機能に対応しています!正直この機能があれば大半のランナーやサイクリストにとっては十分なのではないでしょうか。
コースナビゲーション機能とは、あらかじめガーミンコネクトやルートラボ等で作成したコースデータに基づいて、コースに沿った道案内を行ってくれる機能です。ツーリングや登山、ランニングはあらかじめコースが決まっていることがほとんどだと思いますので、多くの人にとってはForeAthlete 245に追加されたコースナビゲーションだけでも十分事足りるかと思います!
ナビゲーション以外にForeAthlete 245が235Jから進化した点
ForeAthlete 245はナビゲーション以外にも以下の点でForeAthlete 235Jから進化しています。
- GPSモードでのバッテリー持続時間が11時間→22時間へ大幅増加!
- ランニングダイナミクス測定機能により上下動比や接地時間などが把握可能になった!
- スイムやジムでのアクティビティ、ヨガ、筋トレなど、対応スポーツが大幅に追加された!
- (245 Musicのみ)音楽ファイルやSpotifyのプレイリストを同期することでスマホ無しで音楽が聞けるようになった!
- (245 Musicのみ)オーディオアラートによる現在値読み上げ機能によりインターバルトレーニングやビルドアップ走のペース管理がとんでもなく楽になった!
まとめ
ForeAthlete 245は、カーナビのようなナビゲーションシステムこそ搭載していないものの、コースナビゲーション機能が追加されたことで更に使えるGPSウォッチに進化したと思います。
その他にもGPS稼働時のバッテリー性能向上やランニングダイナミクス測定など、Fore Athlete245は235Jから機能的にかなり大きく進歩しています。ForeAthlete 235Jも価格と性能のバランスがとれた素晴らしいGPSウォッチでしたが、ForeAthlete 245に買い換える価値は十二分にあります。
ForeAthlete 245のより詳細な情報はこちらの記事でまとめていますのでよければご覧ください!
ForeAthlete 235J/245/935/945の全性能比較についてはこちらの記事からどうぞ!
コメント