アウトドアメーカーのモンベルは「日本人に合わせた製品設計」「海外メーカーに比べて安価」「必要十分な製品クオリティ」「ほぼ全ての登山用品がモンベルで揃えられる」と言った理由から多くの登山者に愛されています。
私も御多分に漏れずモンベル愛好家で多くのモンベルグッズを登山に使用しています。2017年はふるさと納税も全てモンベルのバウチャーに全てつぎ込みました!
この記事では、登山初心者でコストをかけずに道具や服装を選びたい人に向けて、冬山以外の日帰り登山に適したモンベル製品を紹介していきます。
バックパック
チャチャパック 30
モンベルのベストセラーモデルです。
「とりあえずこだわりとかないしよくわからないから手頃な値段で使いやすいやつ!」という人には刺さるのではないでしょうか。
靴
タイオガブーツ
ゴアテックス素材を使用したミドルカットの全天候型シューズです。
高いグリップ力、ゴアテックス素材、手頃な価格と三拍子揃っています。足型さえ合えば初心者はこれ買っときましょう!
登山靴はサイズ感が非常に大切なので、購入前には必ず試着するようにしてくださいね。
登山用品店に行けば足の幅やサイズを計測してもらえるので、お店の人に頼んで適切なサイズを教えてもらいましょう。
マップケース
ロールアップマップケース
雨風があると地図を広げるのが億劫になりますが、マップケースがあるとこの問題を解決できます。
ジップロック等でも代用できないことはないですが、余裕があれば買っておきましょう
グローブ
ウィンドストッパートレッキンググローブ
冷たい風や寒気を防ぐ防風性と、内部の蒸れを防ぐ透湿性を兼ね備えたウィンドストッパーファブリクスを使用したグローブです。
適度な保温性のため、冬のランニングやサイクリングにも併用できます。
ウィンドストッパートレッキングミトン
ウィンドストッパートレッキンググローブのミトンバージョンです。
個人的にはグローブよりミトンの方が好みのためこちらを使用しています。
ミトンの方はグローブをはめたまま指先を外に出すことができるため、暑くなった時にわざわざグローブを外さなくて良いところが気に入っています。
レインウェア
トレントフライヤー ジャケット
軽くてコンパクトに収納できるため持ち運びが楽、機能も価格も文句なしの一品です。
初心者は迷ったらこれ買っときましょう。
登山以外にもサイクリングやランニング、街着としても使いやすく汎用性が高い一品です。
軽量コンパクトなため、私は旅行や出張などには必ず持って行っています。
サンダーパスパンツ
レインパンツは消耗が激しいため、安価なサンダーパスパンツで問題ないでしょう。
5000円台で登山用レインパンツを買おうとしたらこれ一択です。
雪山登山でもしない限り、ほとんどの人にとっては必要十分な機能を持っています。
「上下同じシリーズで揃えたい!」「少しでもコンパクトに収納したい!」という人はトレントフライヤーパンツをどうぞ。
防寒着
シャミースジャケット
3シーズンの登山であれば、ほとんどの人にとって十分な保温性、軽量性、透湿性、動きやすさを備えたフリースです。
価格は5000円台で手に入ります。なんでも良いから必要十分なものをできるだけ安く!って人はこれで決まりでしょう。
スペリオダウンジャケット
軽量性に優れたダウンです。非常にコンパクトに収納できるため、登山以外に旅行などでも重宝します(500mlペットより小さくなります)。
厳冬期のミドルウェアや春秋の防寒着としてオールシーズン着回せるため、初心者はまずこのモデルを買っておけば間違いないでしょう。
ベースレイヤー
ジオライン L.W. ラウンドネックシャツ
止まったり動いたりを繰り返す登山においては汗冷え防止がとても大切なので、肌に接触するベースレイヤーは最低でもこのクラスの性能を持ったものを選択するべきです。
ライトウェイト(L.W.)は速乾性、軽量性が優れた夏向けのモデルになります。日焼けは体力を消耗させるため、夏でも長袖のベースレイヤーを着るべきです。
ジオラインL.W.は薄手のモデルのため、夏でも問題なく着ることができます。ベースレイヤーに対して特にこだわりがなければジオラインで決まりでしょう。
ジオライン M.W. ラウンドネックシャツ
ミドルウェイト(L.W.)はL.W.より厚手の速乾性、保温性が優れたオールシーズン対応モデルになります。特にこだわりがなければこれ買っときましょう。
着心地がよいため、秋冬の日常としても重宝するはずです。
トレッキングパンツ
ストレッチライトパンツ
春夏秋に使えるトレッキングパンツになります。
伸縮性が高いためスムーズな足さばきが可能になります。肌触りがさらさらでベタつかないため快適性も高いモデルになります。撥水性も高いため、多少の雨であれば弾いてくれます。
他メーカーのパンツは1.5万円ぐらいが相場ですが、モンベル のストレッチライトパンツは半値の約7000円で購入可能です。
シンプルで控えめなデザインのため、見た目が気にならなければ買いでしょう。
帽子
帽子に関しては特に差もないため、好きなデザインのものを買いましょう。
登山ではなにかと頭をぶつけそうになることが多いため、なんでも良いので帽子を準備しておくべきです。
コンパス
スント A-10
モンベルにはコンパスの取り扱いがないため、必要な機能がシンプルにまとまった定番コンパスである「スント A-10」をおすすめします。
ヘッドランプ
パワーヘッドランプ
日帰りの登山であってもヘッドランプは必ず持っていくようにしましょう。
山の中で日が暮れてしまった場合、明かりがないと全く身動きが取れなくなり遭難してしまいます。
替えの電池も忘れずに準備をしていきましょう。
水筒
ナルゲン カラーボトル
モンベル製品ではありませんが、ボトルには大定番であるナルゲンのカラーボトルが一押しです。
シンプルな構造かつ口広で洗いやすい、軽い、高耐久、漏れない、目盛り付きで軽量に便利と行った特徴があり非常に使いやすく、一度使うと手放せません。
口が広いため、飲み物以外に補給食を入れたりもできます。
私はいつも行動食としてフルーツグラノーラを入れています。
まとめ
見た目さえ問題無ければ、モンベル製品を選ぶのは賢明な選択だと思います。
私もモンベルの製品には非常にお世話になっております。
「コストパフォーマンスが第一!」という方であれば、この記事で紹介した製品をベースに、デザインやカラーリング、サイズ感の合わない製品を別の製品やブランドから探して組み合わせるのが良いのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました!この記事があなたの登山装備選びの手助けになると幸いです。
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