ICLカウンセリングを受けた結果、レーシック手術を申し込んだ

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トライアスロンのトレーニングに本格的に取り組んで数年。メガネの不便さにいい加減嫌気が差し、2025年のトライアスロンシーズン終了後にレーシックを受けてきた。


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トレーニングにおけるメガネの不便さ

これまではレースや屋外ライドのときだけワンデーコンタクトを使用し、それ以外は基本的にメガネでトレーニングをしていた。

ただ、このスタイルにはかなりのストレスがあった。
スイムでは視界からの情報が得られず、完全に感覚頼み。プールサイドの秒針タイマーも見えず、ガーミンがなければサークルを回せない状態だった。

バイクでは、ローラー中に汗がメガネに滴るたび拭く必要があるし、エアロフォームで前傾して上目遣いで画面を見る際、フレームに視界を遮られるのが大きなストレス。

ランニングでは汗でフレームがずれ落ちたり、汗でフレームが劣化したりと、デメリットを挙げればキリがなかった。

私生活でも、自転車通勤で雨が降れば視界は絶望的に悪くなるし、ソファで横になりながら本を読むとフレームが邪魔。小さなストレスが積み重なって本当にうんざりしていた。


レーシックをしようと決めた理由

1. オフシーズンのタイミング

レーシックやICLは手術後にトレーニングできない期間があるため、シーズン中は現実的ではない。これまではシーズン後にマラソン(サブスリー)を目指していたので、長いオフを取れず見送ってきた。

しかし2025年の大阪マラソンで念願のサブスリーを達成(才能なさすぎて3年かかった…)。2026年はマラソンを走らず冬は基礎トレーニングに集中する予定のため、佐渡トライアスロン終了後にまとまったオフを取り、手術を受けることにした。

2. 受けるなら早いほうがいい

40代半ばには老眼で近くを見るのにメガネが必要になる可能性がある。30代の今のうちに受けておいたほうが、恩恵を長く享受できると考えた。

3. 残り10年の競技人生を快適に

有酸素能力は45歳くらいまでは伸ばせると考えているので、あと10年は本格的に競技に取り組むつもりだ。36歳で視力に投資して、その間ストレスなく過ごせるなら後悔はない。長時間ローラーで顔を上げる癖がついてしまう問題も、レーシックで改善できるかもしれない。


手術前の準備と検査

当初はICL(眼内コンタクトレンズ)とレーシックの両方を候補にしていた。ICLは角膜を削らず目の中にレンズを入れる方法で、元に戻せる・強度近視でも対応できるといったメリットがある。ネットではICL推しの情報が多かったので、適応すればICL、不向きならレーシックというスタンスで、まずは両方の検査を受けた。

私は品川近視クリニックで検査と施術を受けた。電話で当日予約が取れるくらい空いていたのは意外だった。

検査では視力、角膜の厚み・形状などを細かくチェック。その後のカウンセリングで、次の理由からレーシックを選択することになった。

  • 理由1:角膜内面から水晶体前面までの距離(レンズが入る隙間)がギリギリ。年齢とともに隙間が狭くなる傾向があり、将来ICLが維持できなくなる可能性がある(隙間が許容値を下回ると手術でレンズを取り出す羽目になる)。
  • 理由2:ICLは毎年検診が必要。施術したクリニックでの対応が基本なので、将来転居すると煩わしい。
  • 理由3:乱視ありの場合、乱視用レンズは納期が2〜3か月。さらに乱視用レンズは目の中での向きが重要で、スポーツで衝撃を受けると回転するリスクがある。その場合は再手術が必要になり、シリアスな競技者には不向きと判断した。

レーシックプランの選択

レーシックの料金差は「フラップ作成の機器」「屈折矯正レーザーの種類」「保証期間」による。

私の場合、近視が強く矯正量が多いため、角膜強靭化(レクスト)が付いたプランの中で、上位レーザー機種での施術をすすめられた。

  • レクストベスト:フラップ作成=セカンドグレード(フェムトLDVクリスタルライン)、屈折矯正=セカンドグレード(アマリス750S)。価格65万円。
  • レクストマキシマム:フラップ作成=最上位(フェムトLDV-Z8)、屈折矯正=最上位(アマリス1050)。価格85万円。

紹介割引+交渉の結果、フラップ作成は最上位・屈折矯正はセカンドグレードという中間プランを、55万円で受けることに。保証は永久保証。医療費控除のための領収書は絶対に失くせない。

ちなみに品川近視クリニックで受ける場合、紹介割引があるので、経験者の知り合いに聞いてみた方が良い(私からも渡せますので必要ならご連絡を)。


当日の流れ

金曜の午後に半休を取り、16時から手術予約。

当日は再度視力検査をして変動がないことを確認。その後すぐ手術室へ。麻酔目薬を点眼し、レーシック+角膜強靭化の施術は10分程度で終了。目を固定する器具による圧迫感はあったが、痛みはなし。

術後は数十分休憩し、目薬と保護メガネを受け取り、説明を受けて終了。16時に入って17時50分にはクリニックを出られた。

帰り道は視界がぼやけ、角膜強靭化の点眼液の影響か黄色っぽく見えた。妻に付き添ってもらい不安を抱えつつ帰宅。何もできないので当日はそのまま早めに就寝。


術後の経過

翌日

起床時、異物感はあったものの視界はかなりクリア。午後の検査では右目1.5、左目1.2まで回復。不安だったハロー・グレアもほとんど感じず(高いプランにしたからか?)。

2日目

違和感は大幅に減り、日常生活に支障なし。一週間後からは筋トレやジョグが可能とのこと。視力が安定するまでは目を労わって過ごす予定。


一旦はここまで。今後の経過は別記事でまとめる予定。

トライアスロン
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