東京湾(海抜0m)から乗鞍岳山頂(3026m)まで自転車と登山で登頂できるか!?0乗鞍に挑戦!

ロードバイク
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「なんだか最近ギリギリの挑戦をしていないなあ。たまには無茶な冒険してみたいぜ。。!」

ということで、東京湾(海抜0m)から日本の道路最高地点である畳平(2700m)までロードバイクで行き、そこから更に乗鞍岳山頂(3026m)まで登山してピークを踏むという挑戦、通称「0乗鞍」にチャレンジしてきました!

きっかけになったのはこのツイート。

登山、ロードバイクの両方を嗜む身としては非常に面白いチャレンジだと感じました!

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コースプロファイル

ほとんどつぶあんさんのコースを参考に走りましたが、私はスタート地点を多摩川河口の六郷土手に設定しました(海抜を調べることのできるサービスで調べた所、この辺りが海抜ゼロメートルのようです)。

つぶあんさんは東京駅の日本橋をスタート地点に選んでいました。

ロードバイクパートのゴール地点である畳平までの距離は以下の通りです。自分の中では距離、標高ともに未体験ゾーンでした。

総距離:約280km

獲得標高:5768m

畳平からは登山道を歩いて乗鞍岳山頂まで向かいます。片道約2.5kmで300mアップです。3000m峰といえど乗鞍高原の登山道はかなり整備されているため、槍穂高の山々のように滑落の心配も少なくバイクアンドハイクのチャレンジには適しているかと思います。フラッフラの状態で細いトラバースなんて横切ろうもんなら滑落事故起こしかねませんからね・・・。安全第一です!

こちらがつぶあんさんのルートで、

こちらが私が作ったルートになります。登り基調で最後の登りが半端ないぜ!果たして無事にゴールできるのか・・・。

初日

多摩川河口スタート

つぶあんさんに習って東京湾の水を汲んで行くことに(当然持って帰ります)。

多摩川の河原で青空麻雀を打っているおっちゃん達の脇で東京湾の水を組み、9時46分にスタート!

国道20号線に合流

まずはウォーミングアップで多摩川CRを上流へ進み、今回のチャレンジで終点まで走る国道20号線(甲州街道)に合流します。

11時30分頃には国道20号線に合流しました。まずは手始めに第一の刺客、首都圏サイクリストにはお馴染みの大垂水峠へ!しかし三連休中日ということもあって高尾山付近からはひどい渋滞でした・・・。

大垂水峠

大垂水峠頂上到着が13時でした。渋滞の生でここからの下り坂もブレーキかけっぱなしとなり、大垂水峠前後でかなりのタイムロスになってしまいました。

相模湖あたりからは徐々に渋滞も緩和されて行き、ようやく走りやすくなってきました。

猿橋

15時頃には大月市の猿橋に到着。

新笹子トンネル

大月を抜け、第二の刺客は悪名高き新笹子トンネル・・・実は今回初めて通るため、結構ビビってました。

新笹子トンネルは全長約3kmの長いトンネルで、道幅が狭くロードバイクにとって危険なトンネルということで有名です。

トンネル手前でライトを点灯し、少し休憩してから全速力でトンネルを抜けました。

初めて通った感想としては、きちんとライトさえ点灯させて存在を知らせておけばなんとか通れる道だとは思いました。たまたまトラックがいなかったため運もよかったですが・・・。

一宮にて夕暮れ

新笹子トンネルを抜けるとしばらく下り基調で走りやすい道が続きます。

桃の里、一宮あたりで日が暮れ、ここから長いナイトライドパートに!

18時半頃にようやく中間地点到着!しかしここからは登り基調となりキツくなって行きます。

韮崎あたりまでの道は道幅が広く交通量も少なかったため非常に走りやすかった。この時はまだまだ余裕があったようですが、大変なのはここから!

長野県に突入!登りが多くなりキツくなっていく

21時30分に長野県到着。160km以上漕いだ後での北杜市から富士見町への登りはかなり堪えました。

Lake Suwa

23時30分には諏訪湖に到着。アップダウンが続いたため、この頃にはかなり疲労困憊していました。せっかくなので諏訪湖を観に行こうとしましたが眠気もあってか国道20号線から諏訪湖までの道で少し迷ってしましました。

この後は国道20号線最後の刺客、塩尻峠!ここを超えて松本周辺での仮眠を考えていたため、後もう一息です。

塩尻峠

日付を超えたあたりでようやく塩尻峠に到着!!激坂ではないですが登りがいのある峠でした。この辺りはかなり眠かったので夜景を撮ったりして気を紛らわせながら登っていました。

国道20号線の終着点へ

塩尻峠からは松本あたりまで下り基調でした。深夜1時頃、ついに国道20号線の終点に到着!ようやく休める・・・

この日は信州健康ランドというところで仮眠を取ることにしましたが、連休中日ということで大混雑・・・寝るスペースを探すのに苦労しました。

1時間ほど入浴したりストレッチした後、就寝しました。

二日目

乗鞍エコーライン三本滝ゲートまで

大混雑していたため、イビキが半端ないうるささでした・・・。仮眠取る時は耳栓必須ですね。MOLDEXの耳栓を持ってくればよかったと後悔しました。

朝四時半、二日目のスタートです!ここから先はひたすら登りパート・・・。

山岳部に入ってからは長いトンネルが多く気疲れしました。トンネルの中は路面も荒れているためかなり体にダメージが蓄積せれてきました。

コンビニがほとんどないため全然補給のタイミングが合わなかったのも今回の反省点でした。

9時27分、ようやくゲート到着!ゲートから最後の登りに入ります。ここからが本当に本当にしんどかった・・・。

位ヶ原山荘

乗鞍エコーライン 紅葉

綺麗に紅葉していましたがもはや楽しむ余裕無し・・・。

10時55分に位ヶ原山荘到着!ゲートから1時間半もかかってしまいました。。

エネルギーが枯渇しかけて末端が痺れてきていたので、がっつり補給しました。

バイクのゴールまで後5km、400mの登りです!フラフラになりながらインナーローとダンシングを織り交ぜて登っていきます。

登っている最中に雨がパラつきだし、結構焦っていました。果たして頂上までたどり着けるのか!?

畳平

12時3分、ついに日本の道路の最高地点である畳平に到着!

トレランシューズに履きかえてすぐさま頂上へ!

畳平〜頂上小屋小屋

畳平から肩の小屋までの道は林道と見間違うほどに整備されていました。

乗鞍 肩の小屋

整備された道を小走りで進み、肩の小屋に到着!ここでバイクにボトルをさしっぱなしだったことに気づく・・・完全に疲れで思考が鈍っていました。

残りコースタイムにして50分、山頂までの最後の上り坂です。

時々立ち止まりつつも、頂上小屋へ到着!もう一踏ん張り!

そして乗鞍の頂へ・・・

スタートから27時間、ついに乗鞍山頂へ!

東京湾の水も無事に頂上へ届けることができました!

今回の挑戦の反省点

  • スペア含めてライト(CATEYE VOLT300)のバッテリーが切れた。計画的に充電が必要。
  • バックライトも二日目で切れた。休憩時に充電が必要。
  • 輪行袋にベルトを入れ忘れると帰りが悲惨。
  • バイク→ハイクに移るときは水分を忘れないこと
  • 仮眠施設使う場合は耳栓必須

モバイルバッテリーを持っていったのですが、スマホにGPSにライトにと次々に電池がなくなっていくため、長距離ライドの際は複数ポートのバッテリーが必須ですね、Anker辺りのを新規購入しておこうと思います。

また、GPSトラッキングにガーミンのGPSウォッチ235jを使用しましたが、10時間ほどで電池切れとなってしまうため、235jでサイコンを兼用するのではなくGPS機能付きサイコンを用意しようかと思いました。コスパ良さそうなレザインのSuper GPSを狙っています。

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人間万事塞翁が馬

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