ロードバイクで痩せるために絶対知っておくべきこと

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ロードバイクは「消費カロリーが大きい」、「ジョギングに比べて体に負担が少なく長時間続けやすい」「膝に優しいため、体重が重くても怪我しにくい」という特徴から、ダイエットに非常に適したスポーツです。

しかし、何も考えずにロードバイクに乗ってもダイエットが成功するとは限りません。この記事では、ロードバイクで痩せるために絶対知っておくべきことを紹介します。

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補給食で消費カロリーを全て賄ってはダメ!脂肪と糖質の燃焼割合を考えて補給すべき!

ロードバイクはかなりカロリー消費が大きく、1時間に概ね400kcalほどを消費します。そのため、1時間を超えるロングライドの場合、途中で補給食を食べてエネルギーを補給しないとエネルギー切れ(ハンガーノック)を引き起こしてしまいます。

しかしながら、消費したカロリーを全て補給食で賄ってしまうと全く痩せません。効率的に脂肪を燃焼させるには、運動で失われた「糖質分のエネルギー」のみを補給するということが必要です。そして、補給が必要なエネルギー量は体重と運動強度によって変わります。

ランニングやロードバイクといった有酸素運動は、糖質と脂質をエネルギーとして燃焼します。そして、糖質と脂質の割合は運動強度がAT値(Ananerobic Threshold、無酸素性作業閾値)以下であれば概ね5対5の割合で燃焼されます。(AT値とは,有酸素運動と無酸素運動の境界のことです。)

例えば、AT値以下の運動強度での1時間のライドで400kcalを消費した場合、200kcal分の糖質と200kcal分の脂質が燃焼されたことになります。この場合、補給食で400kcalを補給してしまうと全く痩せません。適切な補給食の量は200kcalになります。

インターバルなどのきついトレーニングをしない限り、ライドの大半はAT値以下での運動強度になると思うので、脂肪を燃焼したいのであれば消費カロリーの半分を目安にカロリーを補給するようにしましょう。

なお、AT値についての説明は以下の記事にまとめています。

AT値についての説明とAT値の計算方法についてわかりやすく説明します
AT値とは何か?AT値とは、Ananerobic Thresholdの略で、日本語に訳すと無酸素性作業閾値となります。運動強度がAT値を超えると無酸素運動となり、AT値を下回ると有酸素運動となります。AT値を超えて...

ダイエットを一番の目的にしてはダメ!楽しんで乗ることで結果として痩せられる!

目的ダイエットをロードバイクに乗る一番の目的にしてしまうと絶対に続きません。なぜなら、目に見えるくらいの体型変化を起こすためには何時間もの間ロードに乗らなければなりませんが、ロードバイクに乗りたての時期にはあまり長い距離を走ることができないため、ダイエットとしての結果が目に見えにくいからです。

そして、ダイエットの結果が出なかったためにモチベーションが低下してしまうと、ロードバイクに乗る時間が減ってしまい、更にロードに乗る時間が減ってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

必要なのは、ダイエットは二の次にしてとにかくロードバイクを楽しむことに尽きます。

乗っているうちに長い距離を走れるようになり、自分の足で遠くまで行くことのたのしさ、峠を登った先にある達成感や景色・そして運動後の美味しい食事などの魅力を味わうことができれば、痩せようが痩せられまいがロードバイクに乗る時間が自然と増えます。こうなってくればダイエットは成功したも同然、前述したカロリー補給方法さえ間違えなければ自然と脂肪が落ちていきます。

また、ダイエットできても体型維持できなければ意味がないですよね。自転車は生涯スポーツです。ロードバイクを趣味として楽しく続けることで、ダイエットして得た体系を維持することもできます。ダイエット目的で一生苦痛なことを続けるより、楽しんだ方が絶対良いですよ。

まとめ

運動時には糖質と脂質が一定の割合で消費されるため、燃焼された糖質分だけのカロリーを摂取するようにしましょう。AT値以下であれば概ね消費カロリーの50%を補給すれば大丈夫です。

また、ロードバイクに乗る一番の目的をダイエットにしてはいけません。あくまで趣味として楽しむことを第一の目的とすることで、結果的に痩せることができるでしょう。

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