トレーニングプランの作成からパワートレーニングの実施、そしてトレーニングの分析をワンストップで実施できるオールインワンのトレーニングシステムであるTRAINERROADを使い始めて1ヶ月が経過しました。
そこで、TRAINERROADに興味がある人に向けて、1ヶ月目のトレーニングの内容と、どんな効果があったかを公表してみます。
使用したプラン
TRAINERROADのプランビルダーという機能で6ヶ月ほどのトレーニング計画を作成しました。
目標レース(6月のアイアンマン)と週のトレーニング量を選択したところ、
ベースフェーズ(12週間)は「Full Distance Triathlon Base」の「Mid Volume」
ビルドフェーズ(8週間)は「Full Distance Triathlon Build」の「Mid Volume」
スペシャルティフェーズ(8週間)は「Full Distance Triathlon」の「Mid Volume」
が選択されました。この記事は、ベースフェーズの最初の1ヶ月目の成果報告となります。
一週間のメニュー概要
一週間のメニューには下記の2パターンがあり、交互に繰り返すように計画が組まれていました。
① | スイム | バイク | ラン |
月 | 完全休息 | 完全休息 | 完全休息 |
火 | ベースインターバル | VO2MAXインターバル | |
水 | L3テンポ走(60~105分) | ブリックラン | |
木 | スピードインターバル | JOG | |
金 | SST(20分×3本等) | ||
土 | L2ロング走(120~210分) | リカバリーラン | |
日 | 連続スイム | ロング走 |
② | スイム | バイク | ラン |
月 | 完全休息 | 完全休息 | 完全休息 |
火 | ベースインターバル | VO2MAXインターバル | |
水 | SST(20分×3本等) | JOG | |
木 | スピードインターバル | インターバル走 | |
金 | SST(20分×3本等) | ||
土 | L3テンポ走(60~105分) | ブリックラン | |
日 | 連続スイム | JOG |
ベースフェーズということでテンポ、SSTが多めの印象ですが、ブリックやスプリント系メニューもバランスよく組み込まれています。特段変わったメニューはなく、至って普通の練習メニューと言った印象。
ですが、アマチュアが自分だけでここまでバランスの取れたメニューを作成し、完遂するのは意外と難しいのではないでしょうか。
1ヶ月TRAINERROADを続けた成果
最初の1ヶ月ということもありますが、メニューはほぼ予定通りにこなすことができました。
結果は下の通りです。
バイク
測定方法:Ramp Test
結果:224W → 240W
伸び悩んでいたFTPが1ヶ月で7%も向上しました!体重は58.5kgから変動なしなので、4.1kg/wです。
ついに念願のFTP4倍を達成できました。。!
そして、トレーニング計画の重要性を思い知らされました。。伸び悩んでいたと言っても、要はベースの走り込みが足りていなかっただけのことでした。
いくらインターバル走の時間効率が良いと言われていても、準備期間でL2やL3領域で基礎を積む必要性に変わりはないということですね。
また、計画を立てないとSSTを繰り返すなどメニューが単調になりがちですが、SSTだけでなく連続的なテンポ走やL2領域のロング走などバランス良く取り組めるようになるのはTRAINERROADならではのメリットだと感じました。強制的にメニューが組まれるおかげで、今までは考えられないローラー3時間走と言ったようなメニューも普通にこなせるようになりました。
ベースフェーズはあくまでFTP向上ではなくベースフィットネスの積み重ねが目的ですので、FTP強化を目的とした強化でどれだけFTPが伸ばせるかが俄然楽しみになってきました。
スイム
測定方法:プールでの1500mタイムトライアル
結果:29分10秒 → 28分32秒
ペース:1:57/100m → 1:54/100m
ストロークレート:26st/min → 27st/min
SWOLF:42 → 41
プールに関してもついに29分を切れるようになりました。
スイムに関してもきちんとメニューが組まれているため、一定の効果はあるようです。
余談ですが、スイムが伸びた理由として、
- キャッチパドルを導入したおかげでキャッチの感覚がつかめてきた
- 浮く水着を使用することで正しい水中姿勢が身についてきた
- 2ビートキックではなく軽めの6ビート、4ビートキックを織り交ぜることでストローク間の失速がなくなり沈みにくくなった
があると個人的には分析しています。
特に、センターシュノーケルやパドルなど色々なスイムグッズをとっかえひっかえしてきましたが、キャッチパドルと浮く水着はかなりスイムの感覚を変えてくれました。まだまだ発展途上ですが、キャッチが少し上達するだけでもストロークの感覚は全然違います。これまでスカスカして引っかかりのなかったストロークが重たくなるのがわかりました。
あとはジムに入会したためスイムの頻度を多くできたのも大きいかな。
・浮く水着を使用することで正しい水中姿勢が身についてきた
・2ビートキックではなく軽めの6ビート、4ビートキックを織り交ぜることでストローク間の失速がなくなり沈みにくくなった
があると個人的には分析しています。
センターシュノーケルやパドルなど色々なスイムグッズをとっかえひっかえしてきましたが、キャッチパドルと浮く水着はかなりスイムの感覚を変えてくれました。まだまだ発展途上ですが、キャッチが少し上達するだけでもストロークの感覚は全然違います。これまでスカスカして引っかかりのなかったストロークが重たくなるのがわかりました。
あとはジムに入会したためスイムの頻度を多くできたのも大きいかな。
ラン
ランに関しては特に定点観測のための測定はしていませんでした。
今後時間があれば5000mのタイムトライアルでもしてみようと思います。
まとめ
まだTRAINERROADを始めて1ヶ月ほどですが、成果は着実に現れているようで安心です。
12週間のベースフェーズはFTP向上ではなくあくまで基礎的な有酸素能力の開発が目的でしたが、FTPもしっかり伸びているようでモチベーションは上がりました!
これがFTP向上に焦点を当てたビルドフェーズになったらどれだけ伸びるのか、今から少し楽しみです。
引き続きTRAINERROADでどこまで能力が伸ばせるか実験していきます!
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